神経性疼痛はしっかりと治療を受ける事が大切【原因を突止める】

元気

長く続く神経の痛み

そもそも痛みとは

膝

何らかの原因で神経に差し障りがあるために起こる痛みが、神経性疼痛です。目に見える炎症や傷が無いにも関わらず痛みがある場合は、神経性疼痛の可能性があります。神経性疼痛は、神経障害性疼痛や神経因性疼痛とも呼ばれます。そもそも痛みとは、体の異変や異常を感知するためのバイタルサインです。痛みという感覚が無ければ、危険を察知したり回避することができず、生命の危機につながります。痛みとは、身体を守るために、生命活動に欠かすことのできない感覚なのです。ところが、生命活動に必要の無い痛みもあるのです。原因がわからないまま長く続く痛みは、痛みそのものが不安やストレスになってしまうので、生活の質を著しく低下させます。神経性疼痛には痛みの本来の意義である、体の異変や異常を警告する意味は既に失われているので、必要の無い痛みだと言えます。痛みは放っておくと、慢性化してしまう上に、痛みが痛みを引き起こす悪循環に陥ります。無理に我慢をせず、早めに適切な治療を受けましょう。

神経の痛みの特徴

神経性疼痛では、鋭く強い痛みが起こります。普段ならばなんでもないようなちょっとした刺激で痛みを感じたり、逆にしびれや感覚が鈍くなったり、感覚が無くなることもあります。痛みが長期間続き、鎮痛剤が効きにくいことも、神経性疼痛の特徴です。神経性疼痛の原因は、まだ研究途中であり、はっきりとは解明されていません。しかし近年の研究の成果として、神経性疼痛は末梢神経や中枢神経の損傷によって誘発されることや、損傷を受けた神経細胞からは情報伝達をするタンパク質であるサイトカインやケモカインが多く分泌されていることなどが判明してきています。神経性疼痛の治療では、最大限痛みを緩和することを目的とします。その方法としては、薬物療法や神経ブロック、理学療法などがあります。また長く続く痛みはストレスとなり、うつ病を引き起こすこともあるため、心理療法や認知行動療法も治療法として挙げられます。いずれの治療も、患者の機能的能力を増進して、活動性を向上させることが目標です。